こんにちは,学部4年のユウトです!

春らしい暖かさが感じられるようになってきました!大学は春休みが明け,キャンパスには活気が戻ってきています.春休み明けの最初のゼミで先生に「春休みは楽しめましたか?ここからはしっかり勉強していきましょう」と声をかけられたとき,楽しい時間がひと段落し,これから始まる新学期に向けて気持ちを新たにする瞬間でした.

さて今回は,2025年4月19日に行なった本荘公園でのお花見の様子をお伝えします!大学の近くに本荘公園という桜の名所があり,毎年4月に『本荘さくらまつり』が開催されます.お花見の目的は,桜の木の下でみんなが笑顔の写真を撮ることです.写真は卒業アルバムに掲載される予定で,私たち学部の4年生や大学院の2年生にとって,思い出に残るイベントです.本荘公園は本荘城の城址公園で,標高25mほどの尾崎山にあり,春には1,000本のソメイヨシノが咲き乱れます,私は地元の出身なので何度も訪れており,尾崎山から一望できる町の景色が特に気に入っています.最高のロケーションで最高の写真を残そうと,研究室のメンバー全員で期待を膨らませていました.

しかし,いざお花見に向けて動き出してみると,思っていた以上に準備が大変でした.まず悩まされたのは,天気と桜のタイミングです.満開の桜のもとで撮影したいという願いはありましたが,なかなか天候に恵まれず,雨続きでした.さらに,研究や授業,バイトの合間を縫ってメンバーの予定を合わせるのも簡単ではありません.「この日なら行けるけど,天気が怪しい…」「でも延期すると桜が散ってしまうかも…」と,何度もやりとりを重ねながら調整を進めました.その調整の中心を担ったのが,ゼミ長のジュンタさん,部屋長のショウマさん,渉外長の私の3役でした.ジュンタさんは天気予報を何度も確認しながらメンバーの予定を丁寧に調整し,当日朝8時からの開始を決定してくれました.ショウマさんは,天気が一時的に崩れてもやり過ごせるように,事前に公園に足を運んで屋根がある場所を下見し,メンバーの居場所を確保してくれました.私は,多少雨が降っても笑顔の写真を残せるよう,濡れた場所でも座れるブルーシートと,カメラのレンズが曇っても拭けるタオルを用意しました.

そして迎えた当日.空は少し曇っていましたが,時折日が差し込み,ちょうどいい春の雰囲気でした.そこで3役はホッと一安心.満開の桜の下を歩きながら,わいわいおしゃべりしたり,写真を撮ったり,のんびり景色を楽しんだりしました.僕のお気に入りのスポットにみんなを案内したとき「ここ,すごいね!」と喜んでもらえたのがとても嬉しかったです.

みんなで並んでパシャリ!
お気に入りスポット!
 とってもきれいな桜!

その後は,公園内に立ち並ぶ屋台へ!!先輩の話によると,2年前の研究室のお花見では,コロナウイルスの影響で屋台が出ていなかったそうですが,今年はお祭りらしい賑わいが戻ってきていて,とても楽しい雰囲気でした.

ポテトとパイナップル!
本荘ハムフライ!
たこ焼きとたい焼き!
たまこんにゃくと焼き鳥!

たこ焼きや焼き鳥,本荘ハムフライなど,祭りで食べる屋台の味はやっぱり格別ですね.「こういう時間,いいよね」と自然と笑顔があふれ,メンバー同士の距離もぐっと縮まりました.気づけば,桜よりも屋台に夢中になっていた私たち.まさに”花より団子”とはこのことかもしれません.

こうして,準備は大変でしたが,楽しい春の思い出を作れました.花見も研究も大変なことはあるけれど,工夫して乗り越えた先にみんなの笑顔がある.そんなことを実感した,春の1日でした.

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