みなさん,こんにちは.サイバーフィジカルシステム研究室のチヒロです!
先日後輩が更新した通り,卒論に追われておりました(・_・;
だいぶ時間が空いてしまったのですが,昨年の12月9日に開催した高大連携授業の様子をご紹介したいと思います.
由利高校の理数科では,秋県大との連携科学分野に対する幅広い知識を身に付け,将来の進路選択に役立たせるために高大連携授業を実施しています.今回,山口研は由利高校理数科のみなさんに,山口先生とティーチングアシスタントによる講義と演習,ならびに山口研メンバーによる研究紹介のデモを行いました.難しい講義と演習はさておき,この記事では,高校生たちが実際に動くAI(人工知能)に触れて盛り上がっていたデモの様子をお伝えします.
今回用意したデモは3つ.
1. AIが自動判定!?にらっめこ対決!
2.自分の絵がモニターに!?お絵描き水族館!
3.正しく認識されるかな?リアルタイムで人物識別!
にらめっこ対決では,恥ずかしそうな様子も見られましたがすぐに笑い声が響いてくるなど,高校生たちはわきあいあいと楽しんでいました.また,相手を笑わせようと表情を変えたら,その表情をAIに笑っていると判定されて負けてしまう人もいました.顔のどの部分をどう変えたら笑っていると判定されるのか,体験した皆さんならお分かりでしょう…!!
ちなみにチヒロは笑い易いので対決以前の問題です←
お絵描き水族館では,高校生たちのセンスが問われました(^-^) . 王道の魚から,カニやイカ,クラゲなどたくさんの生き物がモニター上に誕生していました!ちなみにあるグループの子たちの「イカの足って8本だっけ?」「9だよ!!」という会話に「描くなら10本!」とついついツッコんでしまいました(^^;;
リアルタイムの人物識別では,全員うまく識別されたグループもあれば,どうやっても識別されない人がいるグループもありました.高校生たちは,識別のキーになる顔をわざと変顔にするなど,カメラの前で楽しそうにAIの性能を試していました.このデモは特に高校生たちが興味をもったようで,後日寄せられた感想に様々な質問やユニークなアイディアが述べられていました.
チヒロは由利高校理数科の出身でして,後輩が高大連携授業に来てくれるのをとても楽しみにしていました.高大連携授業の最初に私が自己紹介をしたので,授業の合間に後輩から大学生活についていろいろな(本音の)質問をしてもらいました.由利高校は秋県大まで徒歩20分程度と近いですし,私がお世話になった先生方もいらっしゃいます.先生経由でも構いませんし,身近にいる先輩の一人として相談に乗りますので,気軽に会いに来てください.
由利高校理数科のみなさん,秋県大へお越しくださり,ありがとうございました.高大連携授業で実際に動くAIに触れてみていかがでしたか?山口研では,AIやデータサイエンスを含め,いろいろな研究をしています.是非また体験しにきてくださいね!
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