初めまして!サイバーフィジカルシステム研究室のメンバーになった3年生のユウトです!
この度初投稿させていただきます.

7月に配属されましたが,まずは夏休みを楽しみ,10月から後期のゼミが始まりました.
山口先生から「研究室では,一つでも多くの研究成果を出しましょう.良い研究成果を出すためには,率直に意見を交わしながら互いに研鑽し合えるチームになることが大切です.今日は3年生にとって初めてのゼミですので,チームビルディングに取り組みましょう」と提案があり,アイスブレイクを行いました.アイスブレイクとは,本題に入る前に行う短い雑談やゲームのことです.相手のことを知らないことで陥る,張り詰めた場の雰囲気を氷(アイス)にたとえて,その氷を砕いて(コミュニケートして)緊張をほぐすのです.

今回のアイスブレイクは,床に貼ったテープの上からはみださず,提示された条件によって並ぶ順番を入れ替わるゲームでした.山口先生から「出身地の北から南へ順に並んでください」「生まれた月日の早い順に・・」「好きな果物のアルファベット順に・・」「好きなアーティストの五十音順に・・」と,次々に条件を出され,私たちは「僕は◯◯の出身.◯◯くんはどこ?」「私は◯月◯日生まれ.◯◯さんはいつ?」「◯◯くんの好きな果物って何?」「◯◯さんの好きなアーティストを教えて!」と,目標を達成するために,自然とお互いのことを知っていきます.

◯◯くんはどこの出身?

好きなアーティストを教えて!

始めのうちは余裕を持って話せていましたが,条件を1つクリアするたびに,テープが1本ずつ剥がされて細くなっていくので,足場が限られてきます.テープの上しか移動できませんので,バランスをとるために手も知恵も貸し合わなければなりません.やがて,テープの上からメンバーが落ちてしまいました.なぜ落ちたのか,どうすれば落ちずに済むのかをメンバー同士で話し合います.そして,チームワークの大切さに気づくのです.「入れ替わる前に両隣にサポートを頼んで,手を貸し合えばいいんじゃないかな?」「よし,お互いに声を掛け合っていこう!」と,目標達成に向けて建設的な意見が出てくるようになりました.

皆がチームとして纏まり始めた頃,テープは最後の1本になっていました.男女別のチーム対抗戦で,最終的に勝利を手にしたのは女性チームでした.腕力の差を考慮して男性チームの人数を増やし,入れ替わる回数を多くするハンデをつけていたとはいえ,同じ3年生のアカネさん曰く「ミホ先輩の安定感がスゴイ!」ことが勝利の要因だそうです.

アイスブレイク前は,床に白いテープが貼ってあるのを見て「何だろう?」と思っていただけでしたが,終わってみると,なんとなくですがお互いの存在を近く感じるのです.実は,カイ先輩が前日から床にテープを貼って,ゲームがうまくいくように準備しておいてくださったと後で知りました.私たち3年生のために,ありがとうございます.

男性チーム落ちました

ミホ先輩の安定感がスゴイ!

ゲームで緊張をほぐした後,ミホ先輩が3年生をミーティングテーブルに集めて,研究テーマの見つけ方について話してくださりました.山口研では研究テーマを自分で設定するのですが「一人で考えていても視野が広がらないかもしれないから,先輩達が話し相手になろう」という提案です.夏休みの間,研究室の資料に目を通しながら悶々としていたこともあり,3年生全員でこの提案を受けさせていただくことにしました.元ゼミ長をされていたミホ先輩の話し方は,3年生を優しく導いてくれ「どの先輩と話したいか,どれくらいの頻度で話したいか」など,3年生が自分で選択できるようにして,やる気と責任感を高められるように準備されていました.

先輩達が相談に乗るよ!

話が一段落したところで,現ゼミ長のジュンタ先輩がお盆を持って現れました.お盆の上にはカラフルな色のグラスが載っています.「お疲れさま.みんなでかき氷を食べよう!」と言って,3年生全員にご馳走してくださりました.かき氷を口に含んだ瞬間「うわぁ,このかき氷,ふわふわだぁ」と最初に叫んだのはアカネさんでした.部屋長のショウマ先輩が,この日のために,ふわふわに拘った高級かき氷器を準備してくださっていました.3年生に喜んでもらうために,どのかき氷器を買うかを学生の投票で決めたり,かわいいガラスの器やスプーンにも拘ってくださったそうです.とても美味しかったです.ご馳走様でした.

このかき氷,ふわふわだぁ!

先輩方とメンバーに加わった3年生

最後は,皆で一緒にかき氷を食べて,アイスブレイクの効能をかみしめました.私たち3年生を温かく迎えてくださり,ありがとうございます.先輩達がいろいろな役割を担って私たちを迎えてくださったように,私たちもコミュニケーションを取りながら助け合い,より良い研究成果を出していきたいと思います.これからも,どうぞよろしくお願いいたします.

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